【予防接種】インフルエンザ
【予防接種】インフルエンザ
冬が近づき、そろそろインフルエンザが流行する季節ですね。
この時期、保育園や幼稚園にお子さんを通わせていると、園で感染した子が出ましたと連絡があったり、予防接種受けましょうと園のおたよりに書かれていたりしますよね。
私自身が住む地域でも、インフルエンザの予防接種が10月より開始となり、その予約が開始となりました。今年はどれほどの流行になるかまだはっきりとした予測は出ていないようですが、ワクチンがなくなり次第予約を締め切りますと小児科でも案内が出ています。
今回はインフルエンザって何?ワクチンっていつから接種できるの?をお伝えしたいと思います。
インフルエンザとは?
インフルエンザ感染症とは、インフルエンザウイルスが原因で起こる感染症です。
毎年冬の時期、11月下旬~12月上旬に流行が始まり、翌年の1月か2月にピークを迎え、春先におちついてくるといわれています。
飛沫感染で感染力が強いため、流行が始まると短期間で感染が拡大します。
普通の「風邪」と異なり、インフルエンザは重症化しやすい感染症の1つです。
私が保育園で勤務していた頃は、年明けの1月から2月上旬にインフルエンザを理由に欠席するお子さんが多くなる印象でした。
中には家族全員が順番にかかってしまったなんてご家庭も•••
インフルエンザ症状は?「風邪」との違いは?
普通の風邪の多くは、のどの痛み・鼻水・咳などの症状が中心で、発熱もインフルエンザより高くなりません。
重症化することも少なく通常4日~5日で良くなります。
それに対しインフルエンザは、38℃以上の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛・全身のだるさが比較的早くに現れるのが特徴です。
あわせて普通の風邪と同じように、のどの痛み・鼻水・咳などの症状も見られます。
小児ではまれに急性脳症を起こし、重症になることがあるようです。
実際に私自身がインフルエンザに感染した際には、肩や、股関節などの関節が痛く身体が重いと感じ、空咳が出るようになったなと思ったら、39℃までぐんぐんと熱が上がっていきました。
起き上がるのも辛く2、3日寝込んでいたと思います。
身体中が痛いのが何よりも辛かった記憶が•••
インフルエンザワクチンって?
インフルエンザワクチンは、毎年その年に流行するであろうインフルエンザウイルスの型を予想し、その型の株を発育鶏卵で培養し増殖したウイルスの感染力をなくしたものなんだそうです。
これのような方法で作られたワクチンは、不活化ワクチンといわれています。
もちろんインフルエンザワクチンを接種してインフルエンザに感染することはないとのことです。
接種可能月齢と注意点は?
生後6ヶ月を越えた赤ちゃんであれば、インフルエンザの予防接種が受けられるようになります。
6ヶ月以上3歳未満の子どもは、1回0.25mLを2回3歳以上13歳未満の子どもは、1回 0.5mLを2回接種する必要があります。
2回目の接種は1回目から2~4週間の間隔をあけて受けることになり、3週間以上あけることが望ましいといわれています。
ただ、0歳の赤ちゃんではワクチンの効果が十分に期待できないなどの理由から、お医者さんによっては0歳の赤ちゃんには予防接種を積極的に推奨しない方もいらっしゃるようです。
うちは、長男の時はずっと家にこもっているわけにもいかないし、大人の私たちがうつしてしまう可能性を考え、次男の時は、上の子が保育園に通っていて集団生活をしているからという理由で、それぞれ8〜10ヶ月の頃に初めてインフルエンザの予防接種を受けています。
また、重度の卵アレルギーがあるお子さんは接種ができないようなので、卵アレルギーがある方はお医者さんと要相談です!
予防が大切!
インフルエンザにかからないようにするには、
外出後のうがい手洗いの徹底!
流行している時期の人混みへの外出を避けよう!
これらを少し気をつけることで、ある程度感染のリスクは下げられるのではないかと思います。
そして、予防接種の検討を。
アレルギーがあるお子さんは接種ができなかったり、他の予防接種との日程の調整もあるかと思いますので、かかりつけのお医者さんとしっかりと相談して、決めてくださいね。
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